2005年 12月 19日 ( 1 )

 

*競争という個性

僕は、人と比べることを使命だと思っている。物心つく前から、日本特有の競争社会の中でもがいていた。

小学校4年生の夏から塾に通いだした。目的は、当然、中学受験。クラスは、毎週末に行われる4科のテストに成績で決められる。1番上のクラスは、ホントに頭が良かった。筑駒、開成、麻布、武蔵、海城、駒東、早稲田、慶応などを目指す。僕はというと、その1つ下のクラス。やや競争力、実力は劣る。それでも若干10歳の少年は、夏休みを削ってまで頑張っていた。この生活が6年生まで続いたが、神様は僕を見放した。

中学受験に失敗した僕は、公立の中学校へ進学した。2年生の夏からまたあの生活リズム、独特の重い緊張感の走った授業、が僕の身を一気に削っていった。一番怖かった塾での授業は、3年生の時の「国語」。授業の構成は2つ。(1)現代文学の知識、慣用句、ことわざ、文法などの制覇。(2)文章題。(1)に関しては、一度ミスしたら次は二度と間違うことが出来ない。(2)に関しては、抜き出し、選択肢の分析の徹底なまでの理由付けをする。決められたルールが守られない、もしくは宿題を忘れると、親父以上に怒られる。今思えば、これが日本の典型的教育方法だったように思える。

今の自分の基礎を築いた高校時代。なしでは、今の自分はなかっただけに、本当にみんなに感謝している。高校では、中学以上に競争が激しかった。高校に通う生徒の出身は、東京だけではなく、千葉、埼玉、神奈川と範囲が一気に広がった。それだけではない。生徒の数が、倍以上!人学年600人の中で、自分の元だけにスポットライトが点されることだけを目指していた。他の誰よりも良い点数を、ということを念頭に置いた3年間のお陰で、政経に入れた。

競争好きなのは、裏を返せば、自分の弱さを見せたくない、認めたくないだけなのかもしれない。人よりも少しでも優位な立場にある自分に誇りを持っているし、これからもそうあり続けたい。今日友人に、こんなことを云った。「下を見たらキリがない」。上を見て、常に刺激を受ける日々を目指して、明日も駆け足で進んでいく。

そしてまたその次の日も。
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  by tkpsu | 2005-12-19 01:19 | @Japan

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