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土曜の出来事

さて、学院の練習を早めに切り上げ、大手町へ向かった。
父が会社の表彰式で大阪から上京してきていた。そして就職祝いを兼ねた食事を一緒にしようというのが、今回のもう一つの目的でもある。

社会の大先輩である父へ質問をする機会はこれを逃すとそう訪れない。父が何を考え、新入社員の最初の数年間を過ごしたのか知りたかった。
父が伝えたキーワードは、「親しさと強さ」
新しい社会・環境での人間関係を上手く保つために「聞く」ことが求められ、同期から頭一つ抜けるために「主張する」ことを心掛けた、という。
「恵まれた上司とその選び方」
オレ自身も面接中にしきりに云っていたこと。常に刺激ある環境、憧れる上司が身近にいる環境を求めたい。オレの考えや意見、夢を真剣に受け止めてくれる上司かどうか判断しなえればならない、と父は口をはさむ。

父が最も気にしていたのは、オレが「超・ラッキーボーイ」だったこと。社会で必ず挫折する時が訪れるだろう。その時に乗り越えられるか。
確かにこれまでそれほど山場を経験した覚えはない。挫折と直面することなく今に至っている。これではいけないとは思っている。だから、自分に敢えて厳しい環境・課題を与えてきたつもりだ。
父に言わせると、まさにそれが危険だという。
細心の注意を払って行こうと思うが、当然「萎縮」してしまうのが一番怖い。というか、情けない。
だから、注意しながら発揮できる「勇気」を身につけたい。

時間にして、およそ1時間ちょっとだったろう。それでも、限られた時間の中でとても充実した瞬間を過ごせたと思う。そして、この日の食事を終えて改めて思ったことは、
・やっぱりアメリカ留学を目指すこと
・早く働きたいこと=優れた環境を早く味わいたい
・自分らしく居続けること


最近、父が大きく見える。
オレが小さい頃には抱かなかった感想だ。

  by tkpsu | 2006-05-20 20:48 | @Japan

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