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生きたい

今日のこの瞬間までの24時間で感情の起伏が激しい。情緒不安定というわけでも、欲求不満というわけでは決してない。ただ、自分の感情、思いを改めるその瞬間を迎える事が出来た。その変化の一部を書いていきたい。頭の中をそのまま表現するため、logicになっていないかもしれないので、ご了承下さい。文章力無くてすいません。

■Reincarnation=輪廻転生を考え直す■
女優・荻野目慶子さんが17年前に最愛の夫を自殺で無くし、その後に起きた身の回りの出来事を語っていた(日本テレビ・ジェネジャン「未成年の性と生」内)。ひと一人が命を落とすことは決して静かではない。警察は来るし、メディアも騒ぎ、お金の問題も出てきて情報・状況を処理出来なくなった。代償にパニック障害になってしまったことを告げ、自殺を何度も考えたが自分の死後、周りの皆に迷惑がかかると思い踏みとどまっている。オレはこの話を聞きながら思った。Reincarnationを信じるのをやめようか。人間が自分一人ならこの考えの方が明らかに楽であるが、現実はそうではないから考え直そうか。

そもそも輪廻転生とは、とお思いの方の為に自分なりの解釈をどうぞ。
まずヒトは生まれ変わる、これに始まる。人間は生前と死後の姿は今のとは全く異なり、記憶も当然無い。永眠直後に、別の場所と別の時代で目覚めるのだ。ヒトである前に、草木であったかもしれないし、犬や猫であったかもしれない。そしてヒトを終えた後、つまり人間の死後に、月や星に生まれ変わるかもしれないし、蝶や虫に生まれ変わるかもしれない。もちろん生前も死後もヒトある可能性だってあるし、21世紀なんて保証されていないので、戦国時代の日本に生まれ変わるかもしれないし、中世欧州の騎士として生まれ変わるかもしれない。先にも云った様に、騎士に生まれても、その前の姿の記憶が無いので、まさか自分が21世紀から来たなんて疑問に抱く間もない。

この理念の下、オレはいつ死んでもいい、まさにこの瞬間に命を落としてもいいとさえ思っていた。それは死んだら、次の瞬間に何かに生まれ変わっている為、幽霊となって自分の葬式や家族の成長を見届けることは無い、という浅はかな考えからだ。でも彼女の話を聞き、なぜ輪廻転生を信じていたのか自分に問いただしてみた。彼女も言っていたことだが、周りでヒトが死ぬという事を経験していないからであろう。祖母や監督が無くなる事を経験はしているものの、どこか今の自分と距離があって実感が沸いてこなかったのかもしれない。もっと身近なヒトを失った時に初めて、気付いたのでは遅い。

だから今日ここで改める、
【 死ぬのが怖いし、死にたくない、ただ生きたい 】

  by tkpsu | 2007-01-14 09:41 | @Japan

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